対戦リーガー
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ゲームスコア

前回女王で今大会も絶好調の幸木は「決勝を投げられる喜びを胸に連覇を狙う。」と意気込む。前回2位で今大会も準決勝で圧巻の投球を披露した名和は「左投げの2人に置いていかれないようリベンジを果たしたい」と語る。そして安定したハイスコアで勝ち上がってきた小林は「自分のボウリングに集中し、やり切ったと思える決勝にしたい。」と約5年ぶりの優勝を狙う。
幸木はストライク発進と好スタートを切ったものの単発に終わり、第3フレームではスプリットからのオープンとやや苦しい展開に。小林はオープンスタート後、第4フレームで初ストライクを決め、さらにダブルへ繋げて立て直す。名和はスペア発進からストライクを重ね、第5フレーム終了時点でフォースと勢いに乗り、試合の主導権を握った。
後半は幸木が一気にストライクラッシュを見せ、小林も第9フレームで2つ目のダブルを決めて追い上げる。名和はミスなく淡々と前半のリードを守るも、第9フレームでは幸木がフォースに成功するとその差はあと1マークにまで迫った。MAXスコアは幸木235、小林226、名和237の最終フレームの勝負となったが、幸木と小林は名和をとらえ切れず優勝は名和の手に。
5勝目を挙げた名和は「前回決勝で幸木プロに敗れた悔しさを胸に投げた。若い力に刺激を受けながらもリベンジできて嬉しい。」と笑顔。惜しくも届かなかった幸木は「悔しいが2大会連続で決勝を経験できたことを糧に成長したい。」と前を向く。小林は「序盤のミスが痛かった。流れをつかめなかったので、メンタルも含め修行してまた戻りたい。」と語った。




